私の健康法シリーズ【第4弾】スパイスとハーブ
炎症を抑える食材シリーズ【シナモン】
健康法シリーズ【老化は炎症】の記事はこちら↓
炎症を抑える食材リスト
スパイスとハーブの話
スパイスとは
スパイスとは香辛料のうち、利用部位として茎と葉と花を除くものの総称です。
具体例
ニンニク、ショウガ、ごま(ごまの種子)、唐辛子、ホースラディシュ(西洋ワサビ)、マスタード(からし)、ケシノミ、ゆず、胡椒、ナツメグ、シナモン、パプリカ、カルダモン、クミン、サフラン、オールスパイス、クローブ、山椒、オレンジピール、ウイキョウ、カンゾウ、フェネグリーク、ディルシード、カショウ、ロングペパーなどです。
ハーブとは
ハーブとは香辛料のうち、茎と葉と花を利用するものの総称です。
具体例
クレソン、コリアンダーリーフ(こうさい)、紫蘇、セロリー、タラゴン、チャイブ、チャービル、ニラ、パセリ、マスタードグリーン(からしな)、ミョウガ、ヨモギ、バジル、オレガノ、ローズマリー、ペパーミント、サボリー、レモングラス、ワサビ葉、山椒の葉などです。
参考資料はこちら
調べてみたら 知らないことだらけでした。(笑)
ハーブとスパイスって香辛料の一種だったんですね。
日本人が薬味として使っている食材は、ほとんどが香辛料ですね。
昔の人って、効能とか知らなくても自然の知恵みたいなものがあるのでしょうか?
そう考えると、現代の人間は鈍感な生き物になってるような気がします。
すでに、先人たちの知恵が全て教科書やネットに載ってるわけですから。
危機的状況から、危険を察知する能力は衰えていくでしょうね。
初めて、たらば蟹とかナマコを食べてみた人 本当に偉いと思いません?
香辛料の効果について
香辛料の種類は100以上と言われ、食欲増進、疲労回復、消化吸収促進、強壮、殺菌など人の健康維持に非常に役立っています。
シナモンについて
いろいろなスパイスがありますが、
今回 ピックアップしたいのはシナモンの話です。
シナモンとは
・シナモンゼラニカム、トゥルーシナモン、セイロンシナモン、メキシカンシナモン
・シナモンバーマンニ、インドネシアンシナモン
・シナモンロウレイロイ、ベトナミーズシナモン
・シナモンアロマチカム、カシアシナモン、チャイニーズシナモン
シナモンの効果とは
①強力な抗酸化作用
②抗炎症作用
ラボノイド(強力な抗酸化作用をもつ植物性たんぱく質)
が多く含まれています。
③抗菌作用
④心機能を高める
⑤血圧の低下
⑥脂肪レベルの低下
⑦インスリン抵抗性の改善
⑧血糖値の低下
⑨神経保護作用
⑩がん予防の可能性
⑪多嚢胞性卵巣症候群の緩和
参考資料サイトはこちら
メリットが満載?! シナモンに期待される11の効能を専門家が解説 | ELLE gourmet [エル・グルメ]
シナモンの効果がすごいですね。しかし、摂取量や種類によってはデメリットがあると聞きました。過剰に摂取しないように見ていきましょう。
シナモンの摂取量
体重50キログラムの成人の1日許容量を計算すると、
セイロンシナモンでは364.6グラム、
カシアで1.5グラム、菓子で253.3グラム、
サプリメントで1.9グラムとなります。
参考資料↓
シナモンの注意点
シナモンにはクマリンという物質が含まれています。
このクマリンが肝障害を起こす原因とされています。
クマリンを摂取しすぎると肺、
肝臓、腎臓に腫瘍ができるリスクが上昇します。
シンナムアルデヒトという物質が
口内炎を引き起こす可能性があるようです。
アレルギーのないヒトには関係のない話になります。
過剰に摂取した場合は低血糖を起こすことがあります。
疲労感、めまい、失神にもつながりますので
過剰摂取は非常に危険です。
大量のシナモンを摂取すると肺や喉に炎症が出る場合があります。
そしてこれが肺に永遠に害を与えるというのが恐ろしいのです。
シナモンの香気成分の一つ「桂皮アルデヒド(シンナムアルデヒド)」が胎児に悪影響を及ぼすので、妊婦さんは、シナモンのサプリメントの摂取は控えたほうが良いようです。
お菓子などに入ってるほどの微量なら問題ないようです。
心配なら医師に相談しましょうね。
なんか、注意点が、怖い(笑)
しかし、過剰に摂取した場合になりますのでお料理にスパイスとして使うのであれば
ほぼ大丈夫だということです。
セイロンシナモンとカシアシナモン
クマリンの量が少ないのでセイロンシナモンの方が良いのは間違いありません。
欧米ではセイロンが真のシナモンと言われています。
日本で行われた研究では、カシアはセイロンよりも200倍のクマリンを含んでいたとのことです。
ちなみに健康効果ではセイロンもカシアも同様に健康を期待できるとのことです。
シナモンのサプリはクマリンを大量に含んでいるので、
過剰摂取すると基準量を超えてしまう可能性があります。
クマリンの話
シナモンのスパイシーな香りの、香り成分であるクマリンを過剰摂取することで、肝機能に影響を与える可能性があります。
クマリンとは、ファイトケミカルの一種「ポリフェノール」という香りの成分
- 抗菌作用
- 血液をサラサラにする作用
- 記憶力・集中力アップ
- 更年期障害の改善
肝毒性を持っています。摂り過ぎには注意が必要!
参考資料はこちらのサイト↓
シナモンの副作用の症状や摂取量は?アレルギーや下痢の症状も? | 美しく時を重ねる
いろいろなサイトから情報をいただきました、
詳しく調べたい方はそちらのサイトで勉強してくださいね。
メリット、デメリットもありますが 是非、生活に取り入れていきたい食材です。
おすすめは、少し多めに摂取しても大丈夫なセイロンシナモンです。
おわりに
抗炎症作用の食品といえばスパイスって感じはしますね。
生姜やコリアンダーなどは聞かなくても何となく抗炎症作用がありそう。
味の問題だけかもしれないですけど(笑)
シナモンにも種類があることや、体に良いと言われているものでも摂取量を守ることが大切だということは、案外一般の方は知らないことだと思うのです。
バランス良く食べることが最も健康に良いということなのでしょう。
次回は、大好物のトマトを調べていきたいと思います。
mi-suke