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エンタメシリーズ【ドラマ】「コウノドリ」を見て感じた事 超高齢出産

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この記事について

この記事は、「コウノドリ」の内容やネタバレの記事ではなく。
ドラマを見て今まで私の人生を振り返って書いた感想です。

 

ドラマや原作の漫画のついては詳しく触れていません。ただ、本当に素晴らしい作品ですので
是非、男性や若年層にも見てもらい何かを感じてほしいと思います。

 

 

コウノドリ」原作

コウノドリ』は、鈴ノ木ユウによる日本漫画2012年平成24年)35号から『モーニング』(講談社)で連載を開始。当初は短期集中連載としての形であったが、2013年春から通常連載となり、2020年令和2年)23号をもって完結した[1]

コウノドリ - Wikipedia

 

私は、ドラマを先に見でから原作の漫画を見てますが
原作に忠実というか主役の綾野剛さんがとてもイメージ通りで、演技もうまいです。
きっと、原作ファンからも認められた作品なのではないでしょうか。



 

コウノドリ」ドラマ

 

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画像は、番組サイトからお借りしました↓

www.tbs.co.jp

 

 

 

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今回は内容についての記事ではないので、
キャストの素晴らしさについてふれないのですがシーズン1も2も素晴らしかったし
とても内容が考えさせられました。

 

女性が社会に復帰しにくい休みにくい、男性が育児休暇を取りにくいなど
今の社会の問題点も映し出された素晴らしい作品です。

 

 

帝王切開と自然分娩

昔からの迷信なのか教えなのか知らないですが、産道を通らないとお産とはいえない
痛みを超えるから、お産と言えるなどという人がいるということ。

 

そんな時代錯誤のことを言われ帝王切開や無痛分娩を嫌がる妊婦がいるということ。
どちらも、立派なお産であるという強いメッセージが描かれていました。

 

死産や流産や切迫流産など

私の友達には、死産や流産を経験した友達が多くいます。それは、言葉に言い表せない辛さなのだろうと思います。


しかもすでに、予定日が近くなってる場合の赤ちゃんの死産の場合は、自然分娩でお産するということを私は知りませんでした。これは辛い。

どちらにしても、どんな辛さなのか想像すらできません。ドラマ見て涙が止まらなかった。

 

 

障害の話 

高齢出産だと出生前診断というのがあって、調べる人が多いようですが
障害があることが分かった場合、
90%くらいの方が人口中絶をするとサイトに書いてありました。

 

これは、当事者ではなければわからないことですが
私ならむしろ出生前診断を受けないという選択をすると思います。

 

障害は個性だ。という言葉は、
当事者じゃないから言えるんだよ!言われればそうだと思います。


実際自分がその立場にならなければわからない事だと思うので、
軽い気持ちで言ってるわけではありません。

 

ただ私なら出生前診断で障害が解った時に、自分の心が揺れるのが嫌なので受けない選択をするということです。

 

自分が高齢だから決断の内容が重すぎて決められないと思うのです。

 

しかも、ドラマの中では不妊治療をして頑張っている方の話なので、やっと授かった事の重さを考えたら
たとえ障害があって将来を考えたとしても、中絶するか決められない気がします。

 

何度もいいますが障害児のお子様を持って悩まれている方もいます。
なので、これは私の個人的な意見です。

 

 

産後鬱

産後、ホルモンの崩れの中で助けてくれる人が旦那様しかいない
辛い時に辛いという人がいないなど、泣き止まない赤ちゃんをかわいいと思えないと、周りからも聞いたことがあります。誰かを頼るのって日本人が一番苦手なやつですから

 

不妊治療

私の友達は、不妊治療や体外受精をしていた人が多くいます。
この時代だから多いのか原因はあるのでしょうか。


私は、一度結婚しています。しかし子供には恵まれませんでした。理由は不妊ではありません、私は、不妊が原因だった場合は辛い不妊治療をしてまでは子供が欲しいと思えなかったかもしれません。原因が違うので。。。。

 

 

切迫流産や不育症

友達の話ばかりになりますが、不思議と仲間の中に不妊症、死産、流産、体外受精、切迫流産、不育症の友達が沢山います。なんでだろう。

不育症とは、妊娠はするが流産、死産を繰り返し生児を得られない場合、と定義されます。一般的に化学流産(胎嚢が確認される前の流産)は含めません。

不育症について – 井上レディースクリニック

友達は、どうにか頑張って女の子を産みましたが、なんども流産や死産を繰り返していました。その時は本当にかける言葉が見つかりませんでした。

 

 

今の時代だからこそ産まれる命 

ひと昔前には助からなかった命が、今は医療従事者のおかげで助かっています


これは、ドラマを見て言ってることなので、仕事と割りきってるかたもいるかもしれません。

 

しかし、本当に彼らがいなければ助からない命もあるのです。感謝の気持ちを忘れてはならないと感じています。

 

 

命が産まれる神秘性

ドラマを見ての一番の感想は、命が産まれるということの重さです。
お母さんが、自分の命をかけて私たちを産んだということ


出産の大変さだけではなく、命が宿ることの大変さ、宿った命を守っていく大変さ、
助けられない命もあるということ、今ここに産まれる神秘性、奇跡そのもの

 

以前、生産性がない女など女ではない!とが言った政治家のおじさんを思い出して
この漫画とドラマ見ろ!奥さんとお母さんに土下座しろ!と思うことがあります(笑)

 

 

婦人科の待合室でも色々な思いがあること

婦人科の病棟や待合室には、初産で幸せそうに旦那さんと来てる方、

何回も出産して慣れている方、不妊治療してる方、高齢出産の方、病理検診の方、シングルマザーの方、

そして、子宮癌の方、異形成、子宮筋腫も卵巣の病気の人もいます。

 

他の外科や内科などと違って病院の中で唯一、命の誕生という喜びもある。


反面逆の絶望もあります。私はそちらの気持ちを味わっています。

 

 

養子縁組

望まれないで産まれた赤ちゃんをすぐに養子縁組する方もいると知りました。


本当に子供を望んでいる方は、凄く良い制度ですね。

ドラマの話で見てしまうと産んだ母親は辛いだろうと思ってしまいますが。これは、ドラマであって

 

実際は虐待を繰り返して殺してしまったりする親御さんもいますし
愛されないで育てられるよりはっきりいって幸せですよね。

 

子供は聞かされた時に葛藤がでるでしょうけど、愛情をかけてもらって育った場合は
血の繋がりが全てではないと解ってくれる気がします。

 

 

子供がいないこと

正直、子供が欲しくて欲しくて仕方がないときがありました
子供を連れている人を羨んでいる自分が嫌で嫌で仕方なかった。

 

しかし、旦那が求めていないからできない、絶望の中で離婚をしました。
その後、私は誰のために欲しいと思っていたのだろうと考えたのです。

 

みんな子供がいるから?親が喜ぶから?世間的に?それもわからなくなりました。
誰のための人生なのか、なぜ子供にこだわるのかよく考えたんです。

 

だから、ただ嘆くのではなく
子供がいないこと、
それも一つの人生なのだと思うことにしたのです。

 

同じ悩みの方へ

また、考えは変化します、愛する人ができたとき
私も、どんなことをしても子供が欲しいと思うかもしれません。

 

その時はその時考えればいいか!
また、経験を記事にしたいと思います。

 

 

mi-suke