レトロシリーズ【歌姫】親愛なる江利チエミ先生の話 サザエさん実写版
親愛なる江利チエミ先生の話【ここから、先生様を省略させていただきます】
江利チエミとは
1937年1月11日、東京都台東区生まれ。本名・久保智恵美。バンドマンの父と女優の間に生まれ、12歳から進駐軍のキャンプを回り、52年「テネシー・ワルツ」でデビュー。同時期にデビューした美空ひばり、雪村いづみらと“3人娘”の一人として大ブームを巻き起こす。約50本の映画に出演し、TVドラマ『サザエさん』はハマリ役としてお茶の間の人気に。59年、映画俳優の高倉健と結婚するが、71年に離婚。82年2月13日自宅で就寝中に窒息死。
2012/07/30 (2014/06/27更新) (CDジャーナル)
江利チエミの壮絶人生
少女時代のちえみさんは「生活を支えるため」歌い始めたわけです。
その後、進駐軍のキャンプを回り人気者になりました。
キングレコードからテネシーワルツでデビューし、その後もアメリカ本場でジャズボーカリストNO.1になったりと美空ひばり、雪村いずみと共に大スターへ
その後、高倉健さんと出会い結婚、妊娠中毒症で中絶、チエミの姉(父姉)による横領事件での膨大なる借金、高倉健さんへ迷惑がかかることを恐れ離婚を切り出します。
3人の兄はチエミの存命中に2人が亡くなり、甥の電車事故死、声帯ポリープによる手術、邸宅を火災で焼失、借金を返した後45歳自宅で一人で亡くなりました。
密葬が行われた2月16日は愛する高倉健の誕生日でもあり結婚記念日だったそうです。ちなみに偶然にもこれを書いている3月3日は音楽葬を行った日だということです。
フレディ・マーキュリー、安室奈美恵さん、美空ひばりさん、ホイットニーヒューストンのような世界的な大スターって壮絶すぎる人生ですね。それも、大スターの宿命なのでしょうか。
もっと詳しく知りたい方は、ウィキペディアで見てみてください。
江利チエミの魅力と私の好きな曲
なんといっても、海外の曲を歌うチエミさんもかっこいいですが
ジャンル問わず歌える歌唱力と声が最大の魅力 しかも、民謡が素晴らしいんです。
「テネシーワルツ」がデビュー曲なのですが原曲はパティペイジ
この原曲オリジナルの歌手はパティペイジ↓
デビュー曲
今の時代に見てもクオリティ凄いミュージカル
八木節ほんとかっこよすぎて民謡やりたくなりますよ
かわいい~
これは、熊本県の民謡です。最高!
こんな素晴らしいスキャットできる日本人、他にいませんよね。
サザエさん実写版の話
色々な女優さんがサザエさんを演じましたが、一番初めがチエミさんです。
江利チエミをモデルとして書いてるのでは?と思うほどサザエさんそのもの。
見た目の雰囲気といい、声といい、イメージがピッタリ!
というか長谷川町子先生も江利チエミさん以外はいない!と本人公認。
映画ドラマの内容はチエミさんが歌う場面が入ってるので、まるでミュージカルのような作品を見ることができます。
Amazonprimeではレンタルできます。
Amazon.co.jp: サザエさんを観る | Prime Video
YouTubeで上げてくれてる方のはこちら↓アップしてくれてる方感謝します
こちらは、主題歌です↓
おわりに
戦後の間もない時代に活躍されたスターたち、もの凄いパワーを感じます。
45歳という若さでこの世を去るまで、かなり凝縮された人生ですよね。
私も、人生いろいろあった~って思ってたけど
自分の出来事を年表にしたら48歳にしてチエミさんの半分も埋まらないかも(笑)
ということで、親愛なる人シリーズでした。
mi-suke